アイドリングストップ
エンジンかけずに数分で暖まる
ヨシオ 携帯型電気毛布
「ぬくぬくブランケットDX」
ト協の助成金対象品
ヨシオ(小泉俊夫社長、東京都足立区)はこのほど、携帯型電気毛布「ぬくぬくブランケットDX」の発売を開始した。
同製品は、エンジンを停止させ(キーはACC位置)、シガーライター部分に専用コントローラーバッテリーを接続すると、わずか数分で40度の暖かさとなる。従来の蓄熱マットのように、暖まるまでエンジンをかけ続ける必要がないのが大きな特徴だ。
また、使用中に車載バッテリーの電圧が24Vを下回ると、コントローラーバッテリーへと切り替わるようになっており、車載バッテリーが上がってしまうことを防ぐ。もっとも、「蓄熱マットを利用するのに、エンジンをかけたままにするドライバーが多いと聞いた」というのが、同製品の開発に至った動機だという。
昨年12月、都内で行った3度の環境下での実験(2トン車)では、合計12時間10分の通電に成功。マイナス7度、山中湖畔での実験(2トン車)でも8時間30分だった。
全国でも好評
これで手ごたえを感じた小泉社長は、試作品を手に沖縄を除く全国のトラック協会を自ら訪問。おおむね好反応だったが、東北地方のト協で、思いがけない質問を投げかけられる。「気温がマイナスの環境下で使えるのは分かったけど、マイナス2ケタでも持ちこたえられるのか」。
今年3月、冷え込むと予報があった日を選び、再び山中湖で実験。その結果、2トン車で4時間30分、4トン車で5時間、10トン車で6時間の連続使用を確認。今冬の発売に踏み切った。
同製品を利用すれば、寒い夜でもエンジンをかけ続ける必要がなくなる。小泉社長は「10トン車で5時間休憩した場合、燃料代が1千円節約できる計算」とし、「燃料費高騰が叫ばれる昨今、経営にも役立つ」と自信をのぞかせる。
小泉社長は「エンジンがかかっている状態で眠ると、車内が乾燥し、風邪をひきやすくなる。騒音・振動で、眠りも浅くなると聞く。これでは疲れもとれない」と語る。
同製品はアイドリング・ストップ励行支援として全ト協および各県下ト協の助成金対象となり、日貨協連でも取り扱っている。1セット38、500円(税別)。
問い合わせは、電話03(3888)4584番まで。
【物流ウイークリー 平成18年11月6日号より転記】
日時: 2006年11月20日 12:05

